RESIDENTIAL

住まいの設計で
大事なこと

住み継がれる住まいづくり

住まいを創るということは過去と未来を見据えることです。住む人のライフスタイルや家庭環境、昔から伝わるその土地(あるいは建物)の歴史や気候風土などが深く関わっており、それに対する知恵や工夫、再解釈を行いながら、現代の技術や感性の中で新たに住み継がれていく、新たな歴史が生まれていく住まいを考えていくことが大切だと思います。

住まい理念01

光を考える

住まいの美しさや居心地の良さ、快適さは、風や光をどうデザインするかで大きく変わってきます。その光がこの場所に相応しいのか、強すぎないのか、優しく入り込むのか。朝の心地よい光は、それだけで気持ちを落ち着かせてくれます。光の扱いはともすれば人のこころに働きかける、大切なテーマの一つです。

住まい理念02
住まい理念03

風通し

家に風を通すということは、通風による快適性というだけでなく、汚れた空気の換気や湿気を取るといった環境を整える効果もあります。風の通り道をデザインすることも重要です。

敷地を読む

敷地は一つとして同じものはありません。それぞれの敷地に特徴があり、長所も短所もあります。その敷地に立ってみると多かれ少なかれ、その敷地が持つ様々な特性を感じることができます。そこに住まいづくりへの手掛かりがあるのです。敷地を読み解き、その特徴を活かすことが住まいの居心地や魅力に繋がります。

住まい理念04

外との繋がり

住まいは家の中だけで完結するものではありません。中と外の境界を適度に曖昧にすることで、日々の暮らしの中に自然を取り入れ、四季を通じた豊かさや快適さを感じることができます。緑は光と同様に人の精神に働きかける重要な要素です。そのため、例えどんなに狭小地でもどこかに自然を、緑を感じることのできる要素を取り入れ、外との繋がりのある住まいづくりを目指しています。