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設計事務所・ハウスメーカー・工務店の違い

設計事務所・建築家 ハウスメーカー 工務店
流れ 建築家と一緒にプランニング

計画が決まったら設計図作成

設計図ができたら複数業者から見積
安い業者を選んで契約

着工
営業マン等とプランニング、仕様決定

見積金額を確認して契約

着工
担当者とプランニング、仕様決定

見積金額を確認して契約

着工
建つまでの期間 ▲(長い/1年かかる場合も) ◎(早ければ4か月)
施主との窓口 建築家・現場監督
※建築家は施主の代理人。施工の利益は無関係のため、利益誘導がない。 
営業マン
※設計内容によって会社の利益が変わり、営業成績も変わるので要注意。
担当者・現場監督
※設計内容によって会社の利益が変わり、営業成績も変わるので要注意。 
監理(工事の適正チェック業務) 建築士資格者が第三者チェックを実施  自社監理 自社監理
工事費 設計時は概算で検討
設計図が出来たら施工業者の見積を取って実際の金額がわかる
都度実際の金額がわかる 都度実際の金額がわかる
(ハウスメーカーよりは時間が必要)
コスト割合目安
(例:予算3000万円)
設計料:工事費の8%10%
工事費:工事費+経費5%10
例)
設計料:270万円(監理込)
工事費:2700万円(内経費270万)
合計 :2970万円
※建物への実費:2430万円
設計料:経費に含む
工事費:工事費+経費30%40%
例)
設計料:経費に含む(監理なし)
工事費:3000万円(内経費1200万)
合計:3000万円
※建物への実費:1800万円
設計料:経費に含む
工事費:工事費+経費10%20%
例)
設計料:経費に含む(監理なし)
工事費:3000万円(内経費600万)
合計:3000万円
※建物への実費:2400万円
価格交渉 建築家が施主に代わって見積を精査し、工務店と交渉します。  施主が営業マンと直接交渉します。 施主が担当者と直接交渉します。 
構造・工法 ◎(完全自由)  ◯(メーカーによって異なる) ▲(得手不得手がある)
間取り ◎(完全自由) ▲(決められた範囲内)  ◯(概ね自由)
材料・設備 ◎(完全自由/コストの違いは実費差額程度)  ▲(決められた範囲内/オプションで対応できる場合もあるが基本高額)  ▲(会社による/コストに大きく影響する可能性が高い) 
デザイン性 ◎(相性があるので見極め必要)  ○(メーカー差が大きい)  ▲(会社より担当者に左右される)
品質 ◎(第三者チェックにより適正監理が行われる)  ○(メーカー差がある/大手であれば安心感が高い) ▲(会社による差が大きい)
保証・アフター
・法的な保証+メーカー保証が基本
・設計事務所が監修しつつ施工した工務店が対応
・工務店の倒産でも他の工務店を紹介

・独自の保証を持っていることが多い
・アフター専用窓口が対応
・倒産した場合は自分で修理業者を探すしかない

・法的な保証+メーカー保証が基本
・会社が対応
・倒産した場合は自分で修理業者を探すしかない
将来リフォーム 施工した業者以外でも問題ない 施工したメーカー以外は保証が切れるなどのリスク、ケースあり 会社によるが、基本的に施工した業者以外でも問題ない
既存住宅のリフォーム・リノベーション・古民家再生等  ◎(柔軟に対応)  ▲(できるメーカーが限られる。基本的に割高) ◯(得手不得手がある)